Webサイトの記事作成や技術ドキュメント作成を効率化する「Markdown(マークダウン)」をご存知ですか? 覚えるのは簡単なのに、一度慣れると手放せなくなる便利な記法です。HTMLの知識が浅い初心者の方でも習得しやすい、Markdownの基本的な書き方をご紹介します。
見出し(h2〜)
Markdownでは、行頭にシャープ(#)を付けることで見出しを表現します。#の数が見出しレベル(hタグ)に対応します。
## これが中見出し(h2)です
### これが小見出し(h3)です
#### h4見出し
##### h5見出し
###### h6見出し
#(h1)も使用できますが、一般的にh1はページの主題(タイトル)に使われるため、本文中では##(h2)から使い始めるのがセオリーです。

リスト(箇条書き)
行頭に数字とピリオド(1.)を置くと、番号付きリスト(<ol>)になります。
- すべて「1.」と入力しても…
- このように、自動で連番として表示されます。
- 入力する数字に関わらず、順番に採番されます。
間に別のテキスト(段落)を挟むと、リストは一旦リセットされます。
- ここから新しいリストが始まります。
また、開始番号を指定することも可能です。
- このように「4.」からリストを開始できます。
- 次も自動で連番になります。
ちなみに、行頭にアスタリスク(*)やハイフン(-)を置くと、番号なしリスト(<ul>)になります。

コードブロック
プログラミングコードや設定ファイルなどをそのまま表示したい場合は、バッククォート(`)3つで囲みます。
```html
<p>ここにコードを記述します</p>
<div class="example">
サンプルコードです。
</div>